出前講座

2019年11月20日(水)西原高校2019.09.25

OICユース2019年度、7校目は西原高校へやってきました。
同校初参加となる稲福明李さんとファシリテーターとして同行した上原達彦さんのコンビで出前講座を行いました。
 
上原さんは西原高校の一年生に「国際協力っのイメージって?」と投げかけると、「アフリカ」「途上国」「団結力」などの返事が返ってきました。
世界の人口77億人のうちの8割が開発途上国に住んでいる状況を知り、私たち日本人も衣・食・住を通じて開発途上国と関わりを持っている事実を知って決して無関係ではないことを伝えました。
 
そして貧富の格差が激しいモンゴルでの青年海外協力隊の活動経験(バスケットボール)を通じて「スポーツは人を幸せに出来るか?」を追求した2年間だったことを振り返っていました。
 
上原さんのOICユース事業の説明の後、登壇した明李さんは自分が何故海外に興味を持ったのか、人生のきっかけを振り返りながら後輩に語り掛けていました。
「アメリカに住んでいた従妹(いとこ)との文通」「テレビ番組(世界のこんなところに日本人)」「OICユースの卒業生が塾の先生だった」など世界に興味を持ち続ける人との出会いがあったようです。
 
そしてOICユースで現地へ派遣されて知ったのは、戦時中(日本兵が滞在していた)から現在(建築木材の伐採)まで続く日本とフィリピンとの関係やスラムの貧困を始めとする悲しい現実でした。
戸籍も持たない子供たちやトタン屋根に住む人々の生活を垣間見たときに衝撃を受けたのは、またもテレビでした。「貧しさのどん底にいて打ちひしがれているイメージがあったけど、テレビを見て談笑しているフィリピンの貧しい人々を見て、社会との接点=テレビが希望に見えた。」と伝えました。
 
明李さんはテレビで世界に興味を持ったけれども、メディアの一方的な情報だけではなく、本物の情報=テレビの裏側を見たいと思いませんかと強いメッセージで講座を締めくくっていました。
 
終了後にしり込みしながらも「私も海外の人と話してみたい」と話しかけてきた後輩の姿が印象的でした。